眉毛は顔の印象を大きく左右するパーツのひとつ。
といったときに有効なのが、眉毛ブリーチ(脱色)です。
眉毛ブリーチは、セルフで行うことでサロンに行く手間を省き、コストも抑えることができます。
オシャレな淡色眉を手に入れることができるため人気の眉毛ブリーチですが、顔の一部を扱うため注意点もいくつかあります。
この記事では、セルフ眉毛ブリーチのやり方と注意点、市販で人気の脱色剤を紹介します。
セルフ眉毛ブリーチをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
市販で人気のブリーチ剤

現在、市販で眉毛専用として販売されているブリーチ剤はありません。
YouTube等のSNSでボディーやヘアカラー用のブリーチ剤を使用して眉ブリーチをしている動画を上げている方も多いですが、顔の皮膚はデリケート。眉毛に使用すると肌トラブルの原因になることがあります。
そのため眉毛への使用はあくまでも自己責任となる点に注意が必要です。
それを踏まえた上で、セルフ眉毛ブリーチとしてSNSでよく使用されている脱色剤2種類を以下でご紹介します。
ジョレン クリームブリーチ

髪の毛のポイントメッシュなどに最適な、ヘアカラー用として販売されているブリーチ剤です。
クリーム状で液だれしにくい固さのため、眉に使用しても目に入りにくくなっています。
アロエベラ成分配合で肌に優しいマイルドタイプの脱色クリームですが、あくまでもヘアカラー用ですので眉毛への使用は推奨していません。
人気商品のため、模造品や偽物が出回っています。「並行輸入品」などの記載があるショップからは買わないようにしましょう。
また、日本正規販売のオンラインショップをコピーした偽サイトも複数あるようです。
◆ 偽サイトの特徴 ◆
出店元:https://jolen.jp/keikoku20160401.html
・大手カード会社や大手銀行のロゴマークを表示し、安心感を与えているが、支払方法が
銀行振込のみとなっている。
弊社では、お買い物時のお支払方法として、銀行振り込みはご用意しておりません。
JOLEN INCのショップ看板がついていたり、商品ページの画像が同一でも、
お支払方法が銀行振り込みである場合は間違いなく偽サイトです。
※最近では、クレジット決済可能な偽サイトが発見されておりますので、十分にご注意ください。
偽サイトで購入してしまった場合、
- 商品が届かない
- 粗悪な偽物が送られてくる
といったケースがあるため、ご購入の際には十分気を付けましょう。

エピラット脱色クリーム(敏感肌用)

YouTube等のSNSで眉ブリーチ剤として紹介され、おすすめされていることが多いエピラット。
しかし、エピラットも眉用ではありませんので、眉への使用は推奨されません。
公式ホームページにも、腕・足のムダ毛以外には使用できないと記載があります。
エピラットにはスピーディー版と敏感肌用の2種類がありますが、お顔に使用する場合は敏感肌用を使用するのが無難でしょう。

眉毛ブリーチの使い方

ここからは、市販のブリーチ剤を使用した、セルフ眉毛ブリーチのやり方をご紹介します。
実践する際は、注意点などもよく読んで行いましょう。
1. 準備

必要なもの:脱色剤、綿棒、コットン、ワセリン(保護クリーム)、時計(タイマー)
環境:明るい場所(塗り残しやムラを防ぐため)
2. 眉毛周りを保護
脱色剤が肌に直接触れるのを防ぐために、眉毛周りにワセリンや保護クリームを薄く塗ります。
これにより、肌トラブルを予防します。

3. 脱色剤の準備

使用する脱色剤の説明書に従って、必要な量を混ぜ合わせます。
均一に混ざるように、しっかりと。
4. 脱色剤を塗布

綿棒を使って、眉毛全体に脱色剤を丁寧に塗布します。
目に入らないように特に注意してください。
5. 指定時間放置

説明書に記載されている時間(通常は5~10分程度)を守って放置します。
時間が過ぎたら、コットン等で少量を拭き取り、色の変化を確認しましょう。
6. 洗い流し
色を確認して問題がなければ、コットン等ですべて拭き取り、ぬるま湯で眉毛を優しく洗い流します。
脱色剤が残らないようにしっかりと洗い流してください。
7. 仕上げ
眉毛周りが乾燥しやすくなるため、保湿クリームを塗って仕上げます。
眉毛ブリーチをする際の注意点

眉毛のセルフブリーチにはメリットもありますが、気を付けなければならないポイントもいくつかあります。
下記の注意点を正しく理解してからおこなうようにしましょう。
1. 肌のパッチテストを行う
眉毛周りの肌はデリケートです。
脱色剤を使用する前に、腕など目立たない部分でパッチテストを行い、アレルギー反応がないか確認しましょう。
パッチテストのやり方
- 事前準備
ブリーチ剤を実際に使用する割合で混ぜて少量だけ用意します。
腕の内側(ひじの内側)など、目立たない場所で皮膚が薄い部分を選びます。
肌が清潔で乾いていることを確認してください。 - 少量を塗布する
綿棒で、混ぜたブリーチ剤を1cm四方くらいの範囲に塗ります。
絶対に広範囲に塗らないようにしましょう。 - 時間を置く(使用方法に準ずる)
ブリーチ剤の使用説明書に書かれた放置時間(例:5〜10分)を守って、そのままにします。
時間が経ったら、ティッシュやコットンで優しく拭き取ってから、水で洗い流します。 - 48時間経過を観察
その後48時間は様子を見て、かゆみ・赤み・ヒリヒリ感・腫れなどの肌トラブルが出ないか確認します。
2. 目に入らないように注意する
ブリーチ剤が目に入ると危険です。
液だれしにくい商品を使用し、塗布時には十分に注意してください。
3. 時間を守る
眉毛は髪の毛と違い、生え変わるのに時間がかかります。
そのため、万が一色が抜けすぎてしまった場合、元に戻るまでに時間がかかってしまいます。
指定された時間以上に放置すると、色が抜けすぎて失敗したり、肌や眉毛にダメージを与える可能性があります。
必ず使用方法を守りましょう。
まとめ
セルフ眉毛ブリーチのやり方と注意点、市販で人気の脱色剤について紹介しました。
セルフ眉ブリーチは、20分程度で誰でも簡単にチャレンジできます。
SNSで人気のある脱色剤は、「ジョレン」と「エピラット」の2種類です。


サロンに行かなくても、自宅で簡単に明るいあか抜け眉にできるセルフ眉ブリーチですが、眉毛専用として販売されている市販脱色剤はないため、あくまでも自己責任となってしまう点に注意が必要です。
セルフ眉ブリーチの前には、肌のパッチテストを忘れずに行い、使用する脱色剤の取扱説明書をよく読んでから実施しましょう。
より安全に眉色を明るくしたい方には、眉コンシーラーや眉マスカラがおすすめですので、ぜひ下記もチェックしてみてくださいね。

